第509〜第518夜にかけて、いろいろなPCにおいて、Winodws7やWindows8.1からWindows10にアップデートしてきました。 今までに、10へのアップデートが失敗したのは1回だけでした。 そして、今回2回目の失敗となりました。 今まで、アップデートに失敗すると、何か大変なことが起こる気がしていましたが、単にもとのOSに戻るだけで、OSクラッシュとかそういう事態にはならないみたいです。(あくまでも、2回だけの経験で話していますが。) さて、今回はHP(ヒューレット・パッカード)製のデスクトップPCです。 32ビットのWindows7で動いていました。 まず、お決まりのマザーボードBIOSアップデートから始めました。 このPCでは、デルや東芝と違って、Winodws上の実行ファイルでアップデートができませんでした。 いったん、アップデートファイルをUSBメモリに入れ、Windows起動前にアップデートを行う必要があるみたいです。 まず、次のURLに行きます。
https://support.hp.com/jp-ja/drivers/selfservice/hp-prodesk-600-g1-small-form-factor-pc/5387447
デフォルトで、OSとして、Windows 10(64bit)が選択されているので、Windows 8.1(32bit)を選択し、「変更」をクリックしました。 すると2019年と2014年の2つのBIOSアップデートファイルが選べるようになるので、2019年のBIOSをダウンロードしました。 この操作では、アップデートツールがダウンロードされるだけです。 Cドライブに、「SWSETUP」というフォルダが作られ、その中に「SP70524」というフォルダが作られます。 その中に2つのフォルダと7つのファイルがダウンロードされます。 2つのフォルダのうち、「DOS Flash」というフォルダの中に7つのファイル(用量は合計16MB)があるので、それをすべて、空のUSBメモリにコピーしました。 次に、このUSBメモリをPCに刺した状態でPCを再起動し、HP(ヒューレット・パッカード)のロゴが出たら、F10を押し続けます。 すると、小さなメニュー画面が開きます。 USBメモリを選択し、「DOSFlash.exe」という名前のファイルを実行します。 後は、現在のBIOSバージョン、アップデート後のBIOSバージョンが表示されるので、確認して実行させます。 うまく、アップデートが終わると、success(成功)と表示されます。 というわけで、BIOSアップデートは成功しました。この機種の説明ではありませんが、以下のURLに似た手順が載っていたので、参考にしています。
https://support.hp.com/jp-ja/document/c03427619
後は、いつものオンラインでのWindows10へのアップデートです。まず下記URLにアクセスします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10%E3%80%80
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。 MediaCreationTool1909.exe というファイルがダウンロードというフォルダにダウンロードされます。 これを実行すると、Windows10へのアップデートが始まります。 しかし、今回も、途中でアップデートが中断され、「もとのOSに戻します」という表示が出て、Windows7に戻ってしまいました。 第1回目の失敗の時(第516夜)、内蔵グラフィックボードのせいで失敗したようですが、今回も内蔵グラフィックボードが原因でした。
今回OSアップデートを試みた「HP ProDesk 600 G1 SFF」は、もともと医療用画像閲覧に使用されていました。 モニタとして、EIZO製の「Radiforce MX215」が2台並べて使われており、グラフィックボードもEIZO製「MED-X3900」が増設されていました。EIZOのホームページに行ってみると、案の定「MED-X3900」はWindows 10には非対応でした。 これが原因でアップデートできなかったみたいです。 もしかすると、内蔵グラフィックボードを外せば、Windows 10にアップデートできるかもしれません。 しかし、そのあと、MX215を使おうとすれば、Windows 10に対応した(おそらく)EIZO製グラフィックボードが必要になりそうです。 Windows10環境下でMX215を動かせるグラフィックボードは次のURLに9つ載っていました。
https://www.eizo.co.jp/products/radiforce/mx215/index.html#tab04
その中の1つ、「MED-XN31LP」という製品は、ELSAの「Nvidia Quadro P400」という製品と同等らしいです。 ELSAの下記ホームページに行くと、この製品の情報が載っていました。
http://www.elsa-jp.co.jp/products/products-top/graphicsboard_pro/quadro/entry_2/quadro_p400/
ところが、対応OSを見ると、Windows10では、64bitのみとなっています。 HP ProDesk 600 G1 SFFは32bitのWindows 7で動いているので、アップデートしても32bitのWindows 10です。 つまり、グラフィックボードを新しいものに乗せ換えてもMX215は動かないわけです。 というわけで、このPCのアップデートについては保留中となっています。 さらに、EIZOのグラフィックボードはドライバを自社製品に合わせて改造している可能性があります。 仮に、Winodws10 64bit で動く別のデスクトップPCがあっても、ELSAの「Nvidia Quadro P400」を刺しただけでは、このモニタ本来の機能を出せない気がします。 なかなかうまく行きません。結局はEIZOのサポートに聞かないとわからないでしょうね。