| 間違いだらけのクルマ選び2000、徳大寺有恒、草思社 |
これは、年1回出版されるシリーズものです。文庫本ではなく単行本です。初めて本書が世に出たのは1976年です。今から24年前です。僕がちょうど20歳の時でした。僕はまだ大学1年生で、免許は取ったもののクルマなど買える身分ではない頃でした。しかし当時のすべての国産車に対してばっさりと切り捨てるような批評を加えた画期的な本でした。クルマのことなど全然知らない僕でもすごい本だと感心したことを覚えています。最初は日本のいろいろな自動車メーカーからの圧力があったそうです。しかしこの人はジャーナリストとして生き残り、現在日本のクルマ評論家として確固たる地位を築いています。このシリーズをすべて買っているわけではありませんが、かなり買っています。僕が今まで買った車は徳大寺氏が本書で勧めたクルマでした。(といっても3台だけですが...)それは初代シティ(昭和57年)、2代目アコード(昭和62年)、2代目スターレット(平成3年)です。スターレットは奥さんが乗っているので、自分が今乗っているのは上記のアコードです。現在の走行距離は18万km以上!です。でも結構気に入ってまだ乗っています。さすがに古くなったのでいつ壊れるかと心配です。そこでこの数年は再び本書を毎年、年末になると購入し、次に何を買おうかなと検討するようになりました。本書の巻頭にはクルマ社会全体を見渡した考察が書かれており、これがまたわかりやすくて楽しいです。今年の版にはフューエルセル(燃料電池)という言葉が出てきました。この技術が実用化されたら革命的だと思いました。原子力以上に人類に貢献するかもしれません。
追伸:2005年現在、僕の愛車はスバルレガシーTS-Rに変わっています。現在のモデルはすべて3ナンバーですが、1つ前の世代で5ナンバー版です。一方、僕が車を変えた後、奥さんも4WDスターレットから、2WD 1.8l アリオンに乗り換えました。ともに徳大寺さんのおすすめです。二人とも大変気に入っています。ちなみにアコードは10年で20万kmを走行し、廃車となりました。今のレガシーも、もうすぐ5年で10万kmですので、走行ペースはアコード時代と変わらないみたいです。