実は最近、ドキュメントのPDF化というのをやっています。これはどういうことかというと、いろいろな会議などで配布されるプリント類をスキャナで読み込んでアクロバットでPDF化してPCに保存しておく、ということです。いろいろなプリント類はファイリングが大変で、すぐにどこかへ行ってしまうので、PDFファイルとしてPC内にフォルダを作って整理しようと思ったのです。Adobe Acrobat(Readerではない。有料のパッケージソフト。)はTwain経由でスキャナを動かすことができます。アクロバットとスキャナがあれば文書のPDF化は可能です。さて配布される文書にはA4サイズが多く、時にB5サイズがあります。A4サイズの白黒またはカラーの書類を読み込むのに要する時間がGT-9000では耐え難く遅いのです。この操作では一体何dpiでスキャンするかという問題があります。400dpiや600dpiでスキャンすると後々OCR処理を行えて、文書のフルデジタル化が可能です。しかし400〜600dpiで取り込むのはものすごく時間がかかる上に、取り込んだ文書サイズが巨大になります。(下の表参照)
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サイズ |
dpi |
画像の種類 |
ファイルサイズ(MB) |
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A4 |
150 |
白黒 |
2.1 |
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A4 |
150 |
24ビットカラー |
6.3 |
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A4 |
200 |
白黒 |
3.5〜4 |
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A4 |
200 |
24ビットカラー |
11〜12 |
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A4 |
400 |
白黒 |
15 |
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A4 |
400 |
24ビットカラー |
45 |
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A4 |
600 |
白黒 |
33〜34 |
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A4 |
600 |
24ビットカラー |
101 |
要は文字が読めれば良いのですから150〜200dpiもあれば充分です。そこで例えばA4サイズの文書を24bitカラー、150dpiで読み込むとします。GT-9500では50秒強を要しました。一方、同じ条件でES-2200では10秒弱でした。その前段階のプレビュースキャンも倍くらい高速ですが、本番のスキャン速度が圧倒的に高速だったのです。GT-9000→GT-9500→ES-2000→ES-2200と3世代経過しているせいでしょう。実はエプソンがGT-9000のWindows2000用ドライバを作らなくなった時点で、買い換えを考慮していました。しかしこの時は我慢しました。自宅の自分用デスクトップPCのOSが未だにWindowsMeなのは、単にGT-9000が動く最終的なOSだからです。しかしここにきて、圧倒的な速度差を見てしまったので、ついに買い換えた次第です。これだけ早いと、プレビュースキャンを行い、実際の取り込み部分を選択して本スキャンという手順は不要になります。最初からフォトショップ上で本スキャンを連続して実行し、あとで角度補正、トリミング、色調補正(カラーが不要なら白黒化)などを行うことで作業時間を大幅に減らすことができます。(ただし、このような作業方法をするためには潤沢なメモリが必要です。昔、128MBRAMを積んだ状態でA4フルサイズフルカラー600dpiのスキャンを行おうとして、うまく行かなかったことを思い出します。(一つのファイルサイズが100MBを越えてしまうため。)例えばA4フルサイズフルカラー600dpiの画像サイズは約101MBです。一方、150dpiに落とすと約6.3MBに減ります。たとえ6.3MBに減ったとしても、連続してスキャンすれば加算されてメモリを圧迫していきます。幸い、僕の所有するデスクトップPCはすべて512MBメモリを積んでおり、こういう作業はとどこおりなく行えます。)しかし、実はこのES-2200にもひとつ問題点がありました。(以下次夜)