最近(平成15年3月)、とある上司の依頼でPartition Magic というソフトを使いました。これはWindows上で、ハードディスクのパーティションを操作するソフトです。これ以外にも、この手のソフトはいくつか発売されており、Windowsが標準ではパーティションを操作できない点に着目した、ユーティリティソフトです。多くのソフトが、複数のOSを切り替えるスイッチャー機能を同時に持っています。これもWindowsが、基本的には1つのハードディスクに1つのVersionしかインストール出来ない、という制限があり、それに困っているユーザーが多い証拠でしょう。実は僕は、この手のソフトにあまり興味はありませんでした。それはなぜかというと、DOSレベルでFDISKコマンドを使えば、パーティションを自由に切ることができるからです。OS共存についても、WindowsMeからWindows2000Proにアップデートする時に、Me環境を残す設定を選ぶことで、起動時にMeと2000Proを選択できたからです。正直言って、必要性を感じませんでした。しかし、いくつかの特殊な状況ではこの手のソフトも有用だと判明しました。先述のとある上司は3台のVAIOを所有しています。そのうちの2台はノートのSR9/K初期型とデスクトップ型のPCV-RX70です。ちょうどこの2台はWindows2000Proが出た頃に、2000Pro搭載で発売されました。(実は僕もSR9/Kのユーザーです。)西暦2000年の夏〜秋の発売だったと思います。実はこの2台のVAIOに共通の問題点があります。それは発売当初はそれほど問題にならなかった点です。ハードディスクが2つにパーティションを切ってあって、Cドライブが狭いのです。5GBとか7GBしかないのです。SR9/Kはノートで、トータル12GBなので仕方がないと思います。しかしPCV-RX70はトータル60GBもあるのに、Cドライブが異様に狭いのです。GigaPocketという動画編集ソフトのデータを扱うためにDドライブを広くとっているようです。しかし上司はGigaPocketを使いません。ほどなく、彼のCドライブはいっぱいになり、ハードディスクの動きが怪しくなりました。「ハードディスクの残り容量が少なくなりました。」というメッセージが出始めたのです。さらに、同じ頃に購入したSR9/Kもハードディスク容量が足りなくなってきました。そこで、僕に2つのPCのハードディスクのCドライブを大きくするように依頼が来ました。実は僕は第155夜でも書いたように同じSR9/KのHDDを40GB化しています。しかし、当時とは違い、2.5インチ9.5mm heightのHDDは、平成14年末時点で60GBが流通していました。しかも、2万円台で売られています。そこで大須へ行き、アイオーデータのパッケージ品を3万円弱で購入しました。あいかわらず自分で交換する度胸はありません。購入したグッドウィルのそばのパソコンショップ(九十九電機の2階、確かPCクラフトという名前でした。)で交換を依頼しました。30分くらいで2000〜3000円で交換していただけました。結局、平成15年末に、合計3万5千円程度で12GB→60GBにHDD容量を増やすことができました。その後FDISKで領域確保して、2つ(30GB、30GB)にパーティションを切り、それぞれをFORMATしました。あとは、付属のレストアCDでOSレストアすれば良いと思ったのです。しかし、そううまくは行きませんでした。(第191夜に続く)