またまた、最近僕が最近買って、結構満足したものをご紹介します。僕はこの10年くらいDOS/Vマガジンという雑誌を購読しています。この雑誌で最近、スキャナの特集がありました。そこでCanonのUSB2.0対応スキャナの”CanoScan LiDE50”が紹介され、確か、推奨商品に選ばれていました。さらにその少し後の号で、「DOS/Vパーツセンター」という連載記事を書かれている高橋敏也先生がご自身で購入されていました。フラットベッドスキャナにはCCDカメラ方式とCIS方式、即ち、受光素子にCMOSセンサーを採用したCIS(コンタクトイメージセンサー)タイプとがあります。実は僕は以前CCD方式のエプソンGT-9000とCIS方式のNeos ARTEC 1236USBという機種を所有していました。GT-9000はおそらく1996年の製品だと思います。今から7年も前です。一方1236USBは1999年7/29発売のコンピューターショッパー9月号にて紹介されているので、発売からかれこれ4年程度でしょう。GT-9000はあまりの動作の遅さにES-2200に買い換えましたが、1236USBもES-2200と比べると遅く感じ始めました。そのタイミングで上の雑誌記事を読んだものですから、つい買い換えてしまいました。僕は一般PCユーザーに比べると結構フラットベッドスキャナを使う人間だと思います。使う用途は、主に、(1)書類のファイリング(PDF化)、(2)OCRです。たまに銀塩写真のデジタル化、取り込みも行います。従って、取り込み速度が結構気になります。PDF化目的だと8bitグレーモードで150〜200dpiがメインとなります。一方OCRだと8bitグレースケールで400〜600dpiを多用します。サイズはA4サイズが圧倒的に多いです。従って、これらのサイズとモードで、スキャン時間を比べて見ました。(おそらくCGアーチストやウェブデザイナーとかになるとカラーで600〜1200dpiなんていう作業が増えるのでしょうが、僕の使い方とは違います。)
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機種 |
プレビュー |
150dpiグレー |
150dpiカラー |
200dpiグレー |
200dpiカラー |
300dpiグレー |
300dpiカラー |
400dpiグレー |
400dpiカラー |
600dpiグレー |
600dpiカラー |
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ES-2200 |
10秒 |
14秒 |
14秒 |
14秒 |
14秒 |
18秒 |
18秒 |
29秒 |
29秒 |
50秒 |
51秒 |
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LiDE50 |
11秒 |
13秒 |
16秒 |
13秒 |
26秒 |
24秒 |
26秒 |
30秒 |
48秒 |
30秒 |
48秒 |
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1236USB |
24秒 |
設定不可 |
設定不可 |
設定不可 |
設定不可 |
24秒 |
78秒 |
設定不可 |
設定不可 |
62秒 |
288秒 |
以上の結果を見ると、Canoscan LiDE50は非常に健闘しています。USB2.0の転送速度の威力もあるでしょうが、おそらく機械的なスキャン速度も改良されているのでしょう。ES-2200と400dpi、600dpiのグレースケールで、ほぼ同じかやや上回る速度でスキャンしたのには驚きました。一方、1世代前の1236USBはやはり、かなりスピード的に苦しく、特にファイルサイズが大きくなる24bitカラーでスキャンすると、ほかの2台に大きく水を開けられました。これはUSB1.1転送速度の限界でしょう。
☆補足:最初、LiDE50はUSB2.0だから、てっきりAC電源接続が必要だと思いました。しかしバスパワーで動くと知ったときは本当に驚きました。しかもサイズ、重量はES-2200に比べて圧倒的に軽量、薄型です。透過原稿ユニットが不要な方には、本当にお勧めです。