第263夜:WinCDR8.5と各種リッパーソフト(その2)

WinCDR8.5は、前夜で話したように結構安価で多機能なので愛用しています。今夜はWinCDRの別の機能を紹介します。
WinCDRには市販DVD−ビデオタイトルをリッピングする機能はありません。そこで、リッピングには、DVD Decrypterというフリーソフトを愛用してきました。しかし最近、カ○フー・ハッスルというタイトルのリッピングをDVD Decrypterで行おうとしたところ、エラーが頻発して作業が途中で停止してしまいました。このDVD-ビデオには、ARccOSという新しいプロテクトがかかっているそうです。(このプロテクトはSONYの提供するものみたいです。ちなみにCCCDはコピーコントロールCDの略で 、ポニーキャニオンが採用しています。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)のコピーコントロールCD「レーベルゲートCD」にもCCCDが採用されています。前夜で書いたポ○ノグラフィティのCDも、SMEから発売されています。どうもSONYはコピープロテクトに熱心な会社みたいです。)SmartRipperも試してみましたが駄目でした。その後ネットを調べていたら、DVDFab Decrypterというリッパーがこのプロテクトに対応していました。DVD Region+CSS Freeという商用パッケージソフトもARccOSに対応しているようです。DVD Region+CSS Freeには1ヶ月の試用版もあり、ダウンロードして使ってみました。しかし使い方が今1つわかりませんでした。結局DVDFab Decrypter(これはフリーソフト)を使って 解除できてしまったので、DVD Region+CSS Freeの試用版の方はアンインストールしました。 なお、ARccOSについては、次のURLに詳しいです。http://katgum18.s140.xrea.com/dvd_arccos1.html
こういうリッパーを使ってDVD-ビデオをHDDへ保存すると、通常4.7GB〜8GBになります。1枚のDVD-Rに入る容量は4.3GB程度ですので、入りきりません。 ここで、WinCDR8.5のDVDビデオ圧縮機能が使えます。圧縮対象としてHDD内のデータフォルダを指定してあげると、指定した別フォルダへ4.3GB以内に圧縮して 保存してくれます。チャプターごとの取捨選択、音声の取捨選択、字幕の取捨選択などもでき、ずいぶん重宝しています。しかし、最近この機能がうまく動作しないDVDタイトルに出会いました。それはディズニーの ファインディング・ニ○です。リッピング自体はDVD Decrypterで問題なくできました。しかし、それをWinCDR8.5で圧縮しようとすると「メモリ不足 でどうのこうの」というエラーが出ます。いろいろ設定を変えてトライしましたが圧縮できませんでした。そこでIfo Editを使って2枚のDVDへ分割を試みました。一見正常終了しますが、できあがったフォルダを選択してもPowerDVD6で再生することができませんでした。そこで、ネットから、DVD Shrinkというフリーソフトをダウンロードしました。このソフトはWinCDRの圧縮機能と似た画面操作でした。これを使うと約65%の圧縮でしたが、無事に圧縮できました。フリーソフトなのに商用ソフトを超えていて感心しました。

コピープロテクトというのは、企業の利益を守るためには必要だとは思います。しかし、個人使用の範囲内のコピーまで制限されると、とっても使いにくくなります。SONYが特にプロテクトに熱心なようですが、熱心なあまり、せっかくのMDデバイスがi-Pod勢に敗北しつつあるのは残念です。 CD-RやDVD-Rに書き込んだデータは数年しかもたないと言われています。従って、デジタルコピーといえども、永久に生きるクローンを作り出すわけではありません。 寿命の短い双子を作り出すようなものにすぎません。i-Podがヒットしたことで、著作権保護へのアプローチが変わってくれれば良いと思います。特に地上波デジタルテレビ放送のプロテクトがどうなるのか大変興味深いです。あまりにも使いにくければ、ハッキングしようとする輩も現れるかもしれません。


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