第203夜でMicrosoft Accessを使ったICD-10病名コード検索ツールを作成しました。これは2003年4月に全国の大学附属病院などの82特定機能病院に導入された包括医療で使うツールです。これらの病院では主治医はすべての疾患にMedis病名コードを付けることを義務づけられました。(日本の包括医療で使用されている病名コードは正確に言うとICD-10コードではなく、ICD-10に基づいて厚生労働省が定めたMedisというコードを使用しています。)従って、このツールもMedisに準拠する必要があるわけです。幸い、オンラインからMedisコードは無償でダウンロードできます。そのURLは次のとおりです。下記のURLに病名Medisがあります。
http://www.medis.or.jp/4_hyojyun/download/index.html
byomei.zip という名前の約1.7MBの圧縮ファイルがおいてあります。これを解凍すると、main、option、othersという名前のフォルダとreadme.txtというファイルができます。mainというフォルダの中のnmain.txt というファイルは、実は19626個の病名を含む、CSVファイルになっています。このデータをMicrosoft Access に読み込ませました。あとは適当な入力フォームを作成し、文字列の部分一致検索ができるように検索クエリーを作成しました。第203夜で最初のVersionを作ったときは、Medisのヴァージョンも若かったので(おそらくVer.1)、約13000病名しか含まれていませんでした。しかし、2003年11月にダウンロードしたときは19626個の病名が入っていました。(Versionは2.2に上がっていました。)データの入力はAccessのデータインポート機能を使えば一括で可能です。さっそくデータを更新しました。確か、以前のヴァージョンでは入っていなかった、いくつかの脳神経外科領域の疾患に対応するコードが追加され、かなり使いやすくなりました。ずいぶん遅くなりましたが、アップデート版をここにアップしておきます。ご希望の方はダウンロードしてお使いください。医局員の方から字が小さくて見にくいという苦情があったので、少しメニュー画面のフォントも大きくし、少しインターフェースをいじりました。最後に何度も申し上げますが、このツールはMicrosoft Accessがインストールされていないと動きません。従って、当然Macintosh環境では動きません。またこのツールは無料でお使い頂けますが、サポートは一切行いません。このツールをお使い頂いて何か不具合が生じましても、責任は取りかねます。自己責任においてお使い下さい。
icd10-2.1.exe(LHA自己解凍形式で圧縮されています。サイズは約784KBです。解凍後のサイズは約2.55MBになります。)
ダウンロードする方法は、上のICD10-2.1.EXEを右クリックして「対象をファイルに保存」を選び、ハードディスクの適当な場所に保存します。解凍の方法はダブルクリックするだけです。同じ場所に「ICD10-2.1.mdb」というファイルが出来上がります。
icd10-2.4.exe
サイズは約782KB。2004年2月1日インターフェースを改良しました。中に入っているデータは同じです。(Medis
Ver 2.11)