前夜で下準備が終わったので、いよいよOSを載せ替えることにしました。ちょうど2004年8月のお盆休みで、まとまった時間がとれたので、好都合でした。まず、SR9/KにUSB-FDDとPIX-SLRR/F1Hを接続します。Windows MeとWindows 98SEのCD内容をDドライブにフォルダを作ってコピーしました。デスクトップPCで以前作成しておいたWindows Meの非常用起動FDDから起動し、Cドライブをフォーマットしました。(Windows MeはFAT32システムしか読めないので、C,DドライブともFAT32のままにしてありました。)ここからはMS-DOSのCUI(キャラクター・ベースト・ユーザー ・インターフェース)になりますが、Dドライブに行って、Windows Meのフォルダに行き、setup.exeを実行しました。ここでCUIからGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)に戻ります。Meはアップデート版なので、前バージョンのシステムを要求してきます。そこで、98SEのフォルダの中のwin98というフォルダを指定してあげます。これでWindows MeがCドライブにインストールされ始めます。インストールが完了すると、うまくIEEE1394で接続したPIX-SLRR/F1Hが認識できています。(本当はPIX-SLRR/F1HのWindows用ドライバもDドライブにあらかじめコピーしておくべきでした。うっかり忘れていました。認識できなければ困るところでした。まあ結果オーライですが。)しかし、ビデオカードや音源ボードのドライバはないらしく、音も出ませんし、640×400ドット、16色の画面で した。次にPIX-SLRR/F1HにWindows XP ProfessionalのCD-ROMを入れて、インストールを開始しました。インストールが終わると、ビデオカードも音源ボードも動きました。購入時オリジナルのWin 2000環境ではビデオドライバが1200×1024の仮想画面をサポートしていて、重宝していました。これが XPの環境でも(256色ですが)実現できており、感激しました。(半分あきらめていましたから。)最初、ずいぶん動きが遅いと感じましたが、各種の視覚効果をoffにすることで 、きびきび動くようになりました。 (視覚効果の調整については次夜に書きます。)Win 2000からXPに載せ変えたことで、メリットとデメリットがありましたので、以下にまとめてみました。
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メリット |
何といっても安定しました。 以前は、たとえば、B's Gold 5がインストールできずに、別のライティングソフト(Easy CD Creator)を使っていました 。でもEasy CD Creatorは起動時に常駐ソフトが多くてあまり好きではありませんでした。それと以前から使っていたATOKに尾内(おのうち)と辞書登録できず、とっても不便でした 。こういった不具合が解消しました。 |
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USB接続のワイヤレスLANアダプタ(バッファローのWLI-USB-KB11)の動きが安定し ました。(以前はしょっちゅうハングアップして、パソコンの再起動が起こっていました。) |
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起動時間が2分15秒から1分5秒に短縮されました。すばらしい! |
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ハイバネーション(休止)とレジューム(再起動)がものすごく、高速になり、安定しました。休止に要する時間は6〜10秒(!)、再起動に要する時間は25〜30秒です。オリジナルの速度を測定していなかったのですが、数倍高速化したと思います。 |
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デメリット |
ファンクションキーが使えなくなりました。Fnキーを押しながら、画面の明るさなどを変更できなくなりました。もしかすると、VGA出力の選択などもできなくなっているかもしれません。 |
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モデムは一見認識されていますが、ダイヤルアップ接続できませんでした。 |
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元の環境では細かく省電力設定できていましたが、できなくなりました。特に500MHz、600MHzの切り替えは静音化や長時間バッテリー駆動に有用でしたので残念です。 |
しかし、おおむね満足しています。主要なソフトを入れた後、再度True Image Personalを使ってCドライブのバックアップをとりました。これで、この環境をすぐに再現できるようになりました。しばらくはこのまま XPで行こうと思っています。次夜ではおまけとして、遅いCPUで、XPをきびきび動かすための視覚効果の調整方法を書いておきます。
追伸:その後、VAIO用の新しいBIOSやWindows XP用のドライバがネット上に見つかって、モデムだけはうまく動くようになりました。詳細は第235夜に載せています。