注意!:このページに書かれていることは、あくまでも僕のSR9/K(HDDを80GB化、メモリを256MB化、OSをWindows XP-SP1化)した機種で確認されたことです。レジストリやmsconfigの設定変更は時に非常に危険で、Windowsが起動不能になる恐れもあります。また、同じ設定をして、却って遅くなったり不安定になる可能性もあります。第228夜で書かれた事項をお試しになる際はあくまでも自己責任のもとにお願いします。またここで書かれた事項を試すことでトラブルがあってもサポートいたしかねますのでご了承下さい。
先ほど(2004年お盆)本屋に行ったところ、Windows XPの速度を(ソフトウェア的に)上げるノウハウ本がたくさん出版されていました。どうも流行(はやり)みたいです。と、いうわけで1冊 (WindowsXP究極の快適設定 決定版 宝島社)買ってきました。そこで前夜の最後の方に書いたレジストリやツールを使う方法を少し試してみました。今回、Windows 2000からWindows XPにアップデートして起動時間は明らかに速くなりました。しかし終了時間は少し遅くなったか、あまり変わらない気がします。(実はオリジナルの環境で終了速度を測定していなかったのではっきりしたことは言えないのです。)実測したところ、下記のような測定結果でした。そこで、終了時間を少しでも速くできれば、という気持ちでレジストリ その他を調整してみました。
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調整前 |
調整後 |
調整後(ログオンを省略後) |
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起動時間 |
66秒 |
66秒 |
66秒 |
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終了時間 |
33秒 |
33秒 |
30秒 |
調整したのは次の点です。 (d. だけはレジストリエディタを使いません。)
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a. アプリケーション起動用メモリ管理キーレジストリでアプリケーション起動用領域を解放。(LargeSystemCacheの値のデータを1に設定) |
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b. 物理メモリ容量を設定する。IOPageLockLimitの値を10進法で32768MBに設定 |
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c. 終了時のデスクトップの状態を保存しない。(NoSaveSettingsの値のデータを1に 設定) |
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d. エラー報告をオフにする。{(1)システムのプロパティ→詳細設定→「エラー報告を無効にする」チェックボックスをon、「重大なエラーが発生した場合は通知する」チェックボックスもon、「エラー報告を有効にする」チェックボックスをoffに設定。(2)システムのプロパティ→詳細設定→起動と回復の設定→システムエラーの項目で「自動的に再起動する」のチェックボックスのみon。デバッグ情報の書き込みを「なし」に設定} |
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e. フォアグラウンドアプリケーションにCPU時間を優先的に割り当てる。(Win32PrioritySeparationの値のデータを1に設定) |
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f. カーネルメモリを常駐化(DisablePagingExecutiveの値のデータを1に設定) |
もうひとつ、スタートボタン→ファイル名を指定して実行→msconfigを実行して、起動時に自動実行されて常駐するソフトを減らす方法(1)、サービスを停止する方法 (2)があります。これもやってみました。
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(1)常駐するソフトを減ら す方法 |
停止したソフト |
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(2)サービスを停止する方法 |
停止したサービス |
Messenger |
以上の設定を行っても、僕の環境では全然変わりませんでした。レジストリの書き換えやmsconfigを使う方法では起動時間も終了時間も速くなりませんでした。ただ、それぞれのアプリケーションの動きは少しきびきび動くようになったかもしれません。気のせい かもしれませんが。
最後に、Windowsログオン画面のスキップ(省略)を行ったところ、終了時間が33秒→30秒に改善しました。その方法は次のようなものです。(1)コントロールパネル→ユーザーアカウント→ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する。→「ようこそ画面を使用する」のチェックボックスをはずす。(2)スタートボタン→ファイル名を指定して実行→control userpasswords2を実行→認証が不要なユーザー名を選択→「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)」のチェックボックスをはずす。→パスワードを入力する。
<後書き>まあ、ソフト的に何とかできるのはこんなところでしょうか。 やはり、第227夜で紹介した方法に比べると労多くして、実りが少ない気がします。しかし考えてみると、いつの間にか僕の所有管理するPCのOSもすべてWindows XPになってしまいました。以前、すべてのPCのOSがWindows 2000 Professionalに変わって感慨深かったことを覚えていますが、歴史は繰り返すようです。
<追伸>
今日(2004年8月16日)、IE6とWindowsXPのアップデートを行い、筆まめver.14とロゴビスタX
ver.3と大辞スパをインストールしたところ、起動時間が長くなり、66秒→75秒になりました。終了時間は30秒で変わりませんが。。。