前夜で、ビデオテープのデジタル化について書きました。今夜はカセットテープのデジタル化です。 さすがに、カセットテープには、VHSビデオテープのマクロビジョン信号のような変なプロテクトはかかっていません。 極端なことを言えば、パソコンに標準で内蔵されたサウンドボードのマイク入力端子を使って、デジタル化可能です。 しかし、一応、音楽カセットテープのデジタル化です。 内蔵サウンドボード経由の録音は、かなりノイズが入るという話でした。 そこで、ここでもUSB外付けサウンドデバイスを使うことにしました。 あと、うちには、ソニーのミニコンポのオプションとして、以前に購入した小さなカセットデッキ「TC-TX21」がありました。 これを使って、カセットテープのデジタル化をやることにしました。
今回、使ったオーディオキャプチャー用のデバイスは、プリンストンテクノロジーの「PCA-ACUI」です。 この「PCA-ACUI」には、音声編集ソフト「5star Audio Studio LE」が付属しています。 このソフトを使ってみたところ、カセットテープの音源を無事にキャプチャーできました。 しかし、「5star Audio Studio LE」も、使い勝手が今ひとつでした。またアナログ音源のキャプチャーという行為自体にいくつか問題がありました。以下、問題点をまとめてみました。
このシステムでは、録音中の音を聴覚的にモニタリングできない。(ただし、波形を視覚的に確認することはできます。)
音の大きさ(入力レベル)はdBで表示されますが、最適な入力レベルがよくわかりません。アナログ音源ごとに微調整するのは結構面倒なので、適当なところで固定してやっています。
カセットデッキ「TC-TX21」は、(1)片面再生と(2)オート両面再生機能の両方がありますが、(2)だと何回も再生を繰り返してしまいます。(1)を選択して、片面ずつキャプチャーする必要があります。つまり、片面キャプチャーごとに、30〜45分くらい、見張っていないといけません。
カセットデッキ「TC-TX21」は、ドルビーノイズリダクション(懐かしい!)機能のオン、オフができます。しかし、自分で録音したカセットテープだと、ドルビー機能をオン、オフどちらで録音したのか不明のことが多いです。仕方がないので、不明のテープは全部ドルビー・オフでキャプチャーしました。(ただし、市販ミュージックテープはドルビー・オンと明示されているので、ドルビー・オンでキャプチャーしています。)
カセットテープのようなアナログ音源では、曲ごとに区切られていません。A面で1ファイル、B面で1ファイルとなります。再生するときに、音楽CDみたいに、1曲スキップしたり、1曲もどしたりすることができません。
上記の問題を解決するために、キャプチャーファイル形式として、mp3ではなく、wav形式として取り込みました。このファイルを、「Sound Engine Free」というフリーソフトを使って、曲ごとに切り分けました。たとえば、A面に7曲、B面に7曲入っているとすると、A面、B面のwavファイルが、それぞれ7つのwavファイルに分けられます。A面、B面合わせると14ファイルできあがります。
できあがった14ファイルを、CDライティングソフトを使ってCD-Rに焼けば、カーステレオなどで音楽CDとして聴けます。また、wav→mp3エンコーディングを行えば、デジタルオーディオプレーヤーで聴けます。
CDライティングソフト、wav→mp3エンコーディングソフトは、Windows XP時代に動いていても、Windows Vistaや7では動かないことがよくあります。現在、僕はWindows XPと7の両環境で作業を行っています。それぞれの環境で、僕が使っているソフトを例としてあげておきます。(表中にフリーソフトとなっているソフトは、なるべく最新バージョンをダウンロードすることをおすすめします。古いバージョンはWindows 7非対応のことがあります。)
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OS |
Windows XP |
Windows 7 |
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キャプチャーソフト |
5star Audio Studio LE |
5star Audio Studio LE |
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編集ソフト |
Sound Engine Free(フリーソフトです。) |
Sound Engine Free(フリーソフトです。) |
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CDライティングソフト |
クリエイティブメディアのEasy CD and DVD クリエイター7 |
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wav→mp3エンコーディングソフト |
午後のこーだ(フリーソフトです。) |
xrecode II(フリーソフトです。) |
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