第482夜:USB3.0 と1.5TB-HDDの組み合わせを試しました。

USB3.0の規格が策定されたのは、2008年11月でした。 しかし、この夢のように高速なデータ転送規格が普及しだしたのは、2012年にWindows 8.0が出た頃からでした。 つまり、規格策定からずいぶん待たされたことになります。 初期にはUSB3.0ポートが1つだけで、残りはUSB2.0なんてPCが多かったのも覚えています。 しかし、さすがに、最近のPCでは複数のUSB3.0ポートを備えたPCが主流となっています。

それと、もう1つなかなか新しい規格が出なかったものに、大容量の2.5インチHDDがあります。 2011年6月に1TBの2.5インチHDDが発売されましたが、しばらく1.5TB製品が出ませんでした。 それが、ようやく出たのが、2013年7月でした。 (厚さが12.5mmの製品は、もう少し早く出ていたみたいですが。。。)

個人的に、ノートパソコンをメインPCとして使っている関係で、大容量の2.5インチHDDを渇望していました。さっそく先日、1.5TBの2.5インチHDD(HGST Travelstar パッケージ版 2.5inch 1.5TB 5400rpm 32MB SATA 6.0Gb/s 0S03634)を購入しました。 ただし、これは別に、ノートPCの内蔵HDDを換装する目的ではなく、 USB3.0規格のHDDケースに入れて、外付けHDDとして使うためでした。 すでに、現在のメインPC(東芝 dynabook R732/37HB PR73237HRMB)の内蔵HDDは最初から1TBが入っており、特に狭いと思ったことはありません。 しかし、通常、PCのバックアップデータは、内蔵HDDよりも容量の大きいものが必要となります。

また、 ここまで大容量になると、転送速度もUSB3.0クラスが望ましく、当然、USB3.0HDDケースに入れることになります。 すでに、第476夜で紹介したセンチュリー製の「シンプルBOX2.5 USB3.0 SATA6G グリーン 2.5インチSATA-HDDケース CSS25U3GR6G」 を所有しています。 しかし、このHDDケースにはちょっと問題がありました。 それは、接続ケーブルが内蔵されていないということでした。 以前愛用していた、USB2.0HDDケースの同じくセンチュリー製の「シンプルBOX 2.5SATA レッド CSS25U2RD」(第392夜参照)はケーブルが内蔵されていたので、持ち運びが楽でした。 そこで、もう一度、ネットを調べたところ、センチュリーさんが、再び、ケーブル内蔵タイプのHDDケースを出していました。 それが、「MOBILE BOX USB3.0接続 SATA6G CMB25U3RD6G マゼンタ/ブラック」です。(僕はマゼンタという赤いモデルを買いました。)

現在、1.5TBのHDDとこの新しいHDDケースを組み合わせてデータバックアップやデータ持ち歩き用に愛用しています。 単にケーブルが内蔵になっただけなんですが、ぐっと持ち運びが楽になりました。 (今まで時々、カバンの中でケーブルが行方不明になって、探し回っていましたから。 )さらに、このHDDケースには仕掛けがあります。動作時にLEDランプが光るんですが、USB2.0端子につなぐと青色、USB3.0端子につなぐと緑色に光ります。今、どういう転送速度で動いているのか視覚的にわかって気持ちが良いです。 せっかくですから、この新しいHDDケースで、従来使っていた750GB-HDDと、新しい1.5TB-HDDの転送速度を測定してみました。 (第476夜とちがって、「Crystal Disk Mark 3.03 ×64」というフリーソフトで速度計測しています。)

 

750GB-HDD

1.5TB-HDD

Sequential Read

118.456 MB/s

83.812 MB/s

Sequential Write

108.190 MB/s

82.345 MB/s

Random Read 512KB

48.820 MB/s

37.873 MB/s

Random Write 512KB

31.168 MB/s

48.873 MB/s

Random Read 4KB (QD=1)

0.619 MB/s

0.541 MB/s

Random Read 4KB (QD=1)

0.360 MB/s

1.365 MB/s

Random Read 4KB (QD=32)

1.137 MB/s

1.207 MB/s

Random Write 4KB (QD=32)

0.361 MB/s

1.292 MB/s

750GB-HDDは8GBのSSDとのハイブリッドHDDです。(詳細は第469夜に書いています。 )一方、1.5TB-HDDはハイブリッドHDDではありません。USB3.0規格のHDDケースに入れたことで、HDD本来のスピード差が出たようです。

ちなみに、第392夜で、USB2.0規格のHDDケースに2.5インチHDDと3.5インチHDDを入れて転送速度を計測しています。やはり、USB2.0規格の限界らしく、Sequential Read、Sequential Writeは、それぞれ、30MB/sec、25MB/sec程度となっています。USB3.0だと、純粋なSSDで試せば、さらなる高速転送が可能になりそうです。

なお、 今、ネット上を調べていたら、2013年8月に、USB3.1という規格が策定されたようです。これは、転送速度が、USB3.0の倍の10Gbit/sになり、給電能力も900mAから1000mAに上がっています。多分、普及にまた数年かかるんでしょうが、今から楽しみです。

HGST Travelstar パッケージ版 2.5inch 1.5TB 5400rpm 32MB SATA 6.0Gb/s 0S03634 MOBILE BOX USB3.0接続 SATA6G CMB25U3RD6G マゼンタ

ホームへ戻る INDEXへ戻る 1つ戻る 1つ進む